ChrostiniでVSCodeが惜しい

TL;DR ChromebookのChrostini環境でVSCodeが安定して使えます。~~ただし、ASUS CM5500ではTerminalが正常に動作しません。~~2023.3.27 ASUS CM5500でも正常に動作しています 経緯 以前の記事で、ChromebookでChrostini上のVSCodeを直接使うとIME(Chrostini(Debian)にインストールしたfcitx)が不安定なため、VSCode Server経由での利用が良いと記事にしていました。ですが、やっぱり毎回起動するのは面倒です。Windowsにリモート接続してVSCode使って回避していました。 最近、以下の記事を見つけ、再度トライしました。 ChromeOS IME on Crostini 上記URLに従ってcrostini-ime-supportを有効にし、Linux環境を再作成してVSCodeをインストールしたところ、普通にChromeOSのIMEが使えました!!! fcitxのインストール等の面倒な手順が必要なくなりました!! ~~ですが、なぜかASUS CM5500だと、VSCode内のTerminalで文字を入力すると2重で入力されてしまいます。「a」と入力すると、「aa」と出るのです。出たあとは1文字ずつ消せるのですが。VSCodeのTerminalのEcho設定あたりを見て色々やってみましたが、だめでした。 ~~ 不思議なことに、もう1つChromebookとして持っているASUS CM3000では問題ありませんでした。CM5500はx64系、CM3000はARM64系なのでインストールされるパッケージが違うので、そのあたりが原因かもしれません。まぁ、TerminalはChromeOS標準のものを使えば良いので、以前よりは使えると思っています。 2023.3.27 ASUS CM5500 でも正常に動作しています。OS更新で対応されたのかもしれません。

<span title='2023-03-18 00:00:00 +0900 +0900'>March 18, 2023</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

ChromebookでVisual Studio Code Server

TL;DR ChromebookでVScodeを使うのであればVisual Studio Code Serverが良いかも。 LinuxではなくChromeブラウザ上で動作するため、日本語変換の不安定さが解消されているように見える。 経緯 前の記事でChromebookのcrostiniによるLinux VMにインストールしたVS Codeの日本語変換の切り替えの不安定さに絶望していたのですが、以下の記事を見つけました。 【起動5秒】ChromebookでVSCodeを超快適に使う 上記記事はCoderという会社が開発、公開しているようでしたが、本家Microsoftのものに関する記事を見つけ、インストールしました。ひょっとしたら両者同じものなのかもしれませんが、調べきれていません。 VS Code Serverの使い方 記事にある通り、wget -O- https://aka.ms/install-vscode-server/setup.sh | shを実行してインストールし、code-server serve-localを実行して表示されるローカルホストのURLにアクセスするとVSCodeが起動しました。すごい!! 全画面表示すれば違いがほとんどわかりません。 現時点ではローカルホストへの接続のみ一般公開されているようですが、将来的には外部サーバで稼働してブラウザでリモートからアクセスして編集、といったことができるかもしれません。そうなると、バックグラウンド問題で開発作業と相性が悪いiPadにも日の目が当たるかもしれません。 バックエンド側は以前と同様Linux環境で動いているのですが、不安定な日本語切り替えを含むフロント部分がChromeOS側で動くため安定しており、今のところ快適です。

<span title='2022-09-27 16:20:00 +0900 +0900'>September 27, 2022</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

Chromebook CM5500を買って後悔

TL;DR Chromebook CM5500買って後悔してる Chrome内ですべて作業ができるなら、という判断基準はそのとおり。Linux環境でのCLIでの開発もヘビーにやると厳しい。 次買うなら、Windowsでテンキーなしモデルかな 経緯 メインパソコンとして、ASUS Chromebook Flip CM5 (CM5500)を買って使っています。もともとメインで使っていた中古のMacbook Airが基盤不良で修理代が高額となったため買い替えました。もう中古は懲り懲りということで新品でした。 検討ポイントは以下 Chromebook 今はやっているので、使ってみたい。Linux環境はあるようなので、Windows上のWSLと同様な感じで開発環境は整備できるはず それなりのスペック Chromebookには安価なモデルも多数ありますが、いくらOSが軽量とはいえ開発作業に師匠が出ると嫌なので、それなりのスペックのものを選びました AMD Ryzen 5 3500C/2.1GHz/4コア 8GBメモリ M.2 SSD 8GB Windowsの同スペックと比較すると、割高? 買ってしばらくはたまにしか使わず、まずまず使えるといった感じでした。 画面が360度回転し、タッチ対応のため、タブレットとしても使える その用途ではほとんど使ってないけど 外付けキーボードを利用する際に、テントモードであればモニタの近くで使えるのもよいです がっつり使うようになると、以下の点が気になりました。 キーボードの動作がおかしいことがある OS上は日本語キーボードとして認識しているはずなのに、VScodeで入力時にコロン、セミコロンあたりが英語キーボード入力となり、yaml,json入力時にイラッとします。 VScodeで、英数キーによるIME OFF, かなキーによるIME ONが動作せず、かな英数キーを押さないといけないことがあります 必ず発生するわけでもなく、発生してもしばらくすると何故か治るのも謎。 テンキーが邪魔 テンキーは使わないので不要なのですが、このサイズのノートパソコンだとどうしてもついてきてしまいます。EnterやBackspaceの押し間違いが発生してイラッとします。 モニターが光沢液晶 最大の誤算でした。大抵そこまで明るくないところで使うので問題ないのですが、明るい部屋で使う際にはかなりのストレスです。 非光沢シート調達中 非対応アプリ多数 Windows,Macは対応していて、Linuxはギリ対応していても、Chromebookには全然対応してない、ということはしょっちゅうです。rootとってごにょごにょすればできるかもしれないけど面倒だし、Linuxにインストールするにしても、毎回Linuxを起動してアプリ起動するのは面倒だし、アプリ間連携も全くできません とはいえ買ってしまったので、なんとか非光沢液晶シート、外付けキーボードで使い倒そうとは思っています。が、よほどのケースでない限り、他人にはおすすめできないですね。

<span title='2022-09-27 00:00:00 +0900 +0900'>September 27, 2022</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41