VMware, Hyper-V, kvm(+VirtualBox)のトリプルブート環境構築時のメモ。 HDD構成は以下を想定、HDDは2TBを使用。

  • HDD1: VMware ESXi 5.1 (2TB)
  • HDD2:
    • Hyper-V Server (1TB)
    • kvm(+Virtual Box) (1TB)

ブートローダは

  • USBメモリ-VMware
  • HDD2-grub(Hyper-V/Linux)

通常はUSBメモリよりVMwareをブート。Hyper-V or Linuxブートの際にはUSBメモリを抜き、画面よりどちらかを選択する。

  1. VMware ESXi 5.1.0をUSBメモリにインストール
  2. datastoreにHDD1を追加。当初以下のエラーが表示されていた
    079c6123-s.png
    これは日本語化によるバグらしく、起動時に「-locale en_US」とつけることで回避可能。
    14a46ae1.png
  3. Hyper-V Server 2012のインストール
    ディスクの指定でHDD1の半分程度を指定する。この時点で、
    • デフォルトでHyper-Vが起動
    • BIOSにてHDD2を指定するとVMwareが起動
      という状態。ただ、Hyper-VにWindows7で管理するための設定が難しく、ブートはするが使用できない状態…
  4. CentOS 6.3のインストール
    HDD1の後半の空き領域をインストール先に指定し、デフォルトのブートデバイスとしてHDD2を指定。インストールオプションは「Virtual Host」を指定。
    CUIで起動する。VirtualBoxはGUIがないと操作できないので以下のインストールを実施。
    yum groupinstall "X Window System"
    yum groupinstall "Desktop"
    yum groupinstall "General Purpose Desktop"
    
    grubではvmwareに対してはディスクを「(hd1)」と指定する。
  5. Virtual Box
    kernel-devel, gccをインストール後、ホームページよりCentOS6用のrppmをダウンロードしてインストール