AD環境のWindowsをAnsibleで操作する(非AD環境)

TL;DR Active Directryに参加していないWindow10をWSL2のUbuntu20.04にインストールしたAnsibleで操作する環境を構築しました。kerberos認証が必要ない分、AD参加済みの環境よりは簡単な手順でした。 手順 Windows 10 WSL2を有効にし、Ubuntu20.04をインストール リモート接続を受け付けるための設定(要管理者権限) Invoke-WebRequest -Uri https://raw.githubusercontent.com/ansible/ansible/devel/examples/scripts/ConfigureRemotingForAnsible.ps1 -OutFile ConfigureRemotingForAnsible.ps1 powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned .\ConfigureRemotingForAnsible.ps1 Ubuntu20.04 最新のAnsibleをインストール sudo apt update sudo apt install software-properties-common sudo apt-add-repository --yes --update ppa:ansible/ansible sudo apt install ansible https://docs.ansible.com/ansible/2.9_ja/installation_guide/intro_installation.html#ubuntu-ansible 以下のaptパッケージのインストール python3-pip gcc pip3で以下のPythonライブラリをインストール pywinrm inventory.ymlに以下の記述を記載 windows: hosts: 192.168.yy.yyy: ansible_connection: winrm ansible_user: user_name ansible_winrm_server_cert_validation: ignore ansible_winrm_transport: basic ansible_port: 5986 ansible -i inventory.yml 192.168.yyy.yyy -m win_ping が成功することを確認

<span title='2021-11-25 00:00:00 +0900 +0900'>November 25, 2021</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

AD環境のWindowsをAnsibleで操作する

TL;DR Active Directryに参加しているWindow10をWSL2のUbuntu20.04にインストールしたAnsibleで操作する環境を構築しました。複雑な手順が必要ですが、操作できることを確認しました。 手順 Windows 10 WSL2を有効にし、Ubuntu20.04をインストール リモート接続を受け付けるための設定(要管理者権限) Invoke-WebRequest -Uri https://raw.githubusercontent.com/ansible/ansible/devel/examples/scripts/ConfigureRemotingForAnsible.ps1 -OutFile ConfigureRemotingForAnsible.ps1 powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned .\ConfigureRemotingForAnsible.ps1 Ubuntu20.04 最新のAnsibleをインストール sudo apt update sudo apt install software-properties-common sudo apt-add-repository --yes --update ppa:ansible/ansible sudo apt install ansible https://docs.ansible.com/ansible/2.9_ja/installation_guide/intro_installation.html#ubuntu-ansible 以下のaptパッケージのインストール python3-pip gcc python-dev libkrb5-dev krb5-user pip3で以下のPythonライブラリをインストール pywinrm[kerberos] kerberos requests_kerberos pykerberos 以下の内容で/etc/krb5.confを修正 [libdefaults] default_realm = EXAMPLE.COM kdc_timesync = 1 ccache_type = 4 forwardable = true proxiable = true [realms] EXAMPLE.COM = { kdc = dc1....

<span title='2021-11-24 00:00:00 +0900 +0900'>November 24, 2021</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

Hyper-Vでホストとゲストが通信できない

TL;DR Hyper-Vでホストとゲストが通信できない場合、まず、Windowsの仮想NICができているか確認したほうが良いかも。 経緯 Hyper-Vでホストとゲストがどうしても通信できないということがありました。久々に利用したPCだったので設定がおかしくなってしまったのかも。 例えば外部スイッチにつないでホスト、ゲストともにゲートウェイまでは通信できるけどお互いへの通信ができない。別のPCからゲストへの通信はできる。 内部スイッチにつないでもだめ。 基本に立ち返ろうと、村嶋 修一氏のHyper-Vネットワークの基本を見たところ、外部ネットワークでホストと共有設定した場合、および内部ネットワークを作成した場合にホストに作成されるはずの仮想NICが無いことに気付きました。 http://www.vwnet.jp/windows/WS12R2/Hyper-V/Hyper-V_Network.htm いったんスイッチを再作成しようと思い、内部ネットワークのスイッチを削除。 が、外部ネットワークのスイッチはエラーで削除できない。 これは内部的におかしくなっていると判断。いったんHyper-Vをアンインストール。 が、仮想NICが1つだけ残ってしまい、コントロールパネルのネットワーク接続からは削除できない(グレーアウトされている)ためデバイスマネージャーからアンインストール。 その後、再起動を経て再度Hyper-Vをインストールしたところ、外部/内部ネットワークのスイッチ作成時にホスト上に対応した仮想NIC(スイッチ名が「ExternalSwitch」であれば「vEthernet(ExternalSwitch)」というNIC)が作成されていることが確認できました。 ゲスト-ホスト間の通信も問題なし。 トラブルシューティングは、目先のエラーメッセージから安直に検索するのではなく、技術的な基礎に立ち返って原因を下から追いかけることが大事ということを改めて認識しました。

<span title='2021-11-10 00:00:00 +0900 +0900'>November 10, 2021</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

Bootcampのセットアップは大変

TL;DR MacBook Air Mid 2013でbootcamp上でWindows 10を動かしてそれなりに動作させるのには、以下の作業が必要でした。 Windows 10 21H1のISOでBootcampをセットアップ コンピューターが予期せず再起動されたか...とエラーが表示されてセットアップが進まなくなるので、Shift+F10キーを押してコマンドプロンプトを起動し、regeditを起動してHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\Status\ChildCompletionのsetup.exeの値を1から3に変更 この時点でNICが未認識 Mac側のBootcampアシスタントで[アクション]-[Windowsサポートソフトウェアをダウンロード]より一式ダウンロードしてUSBメモリに保存 Windows側でUSBメモリ内のSetup.exeを実行 この時点で英数、かなキーを認識できず日本語切り替えがうまくいかない デバイスマネージャーでApple Keyboardをアンインストール。ドライバーのソフトウェアも削除 この時点で英語キーボードと認識され、記号の入力がキーボードの印字通りにならない Windowsの[設定]-[時刻と言語]-[言語]の[優先する言語]にある「日本語」をクリックして[オプション]をクリック。ハードウェアキーボードレイアウトを「英語キーボード(101/102キー)」から「日本語キーボード(106/109キー)に変更 経緯 奥さんが利用しているMac Book Air(Mid 2013)が128GBで、容量不足で作業が滞るため、余っていた1TB SSDに交換しました。 が、このモデル、現時点ではサポート終了で最新バージョンにアップグレードできない… 最新のMac買えばと薦めたのですが、最近ほとんど使わないので要らないとのこと。もったいないのでBootcampでWindows 10を入れて2025年までは延命させようと作業しました。 このモデルではHigh Sierraまでしかサポートされていません。この状態でBootcampアシスタントでWindows 10 21H1のISOを利用してBootcampを実行すると、途中ハードウェアの認識エラーにより先に進まなくなります。 https://asterisk-works.com/how-to-install-boot-camp-on-macbook-nvme-ssd/ を参考にレジストリ値を変更することでとりあえずエラーは回避。ですがこの状態だとドライバがまともに入っていないようで、NIC未認識によりアップデートもできない状態。 Mac側でBootcampアシスタントで[アクション]-[Windowsサポートソフトウェアをダウンロード]より一式ダウンロードしてWindowsで認識できるFATフォーマットのUSBメモリに保存。3GB弱ありました。で、Windows側でSetup.exeを実行し、再起動させてNICをはじめ各種HWは認識されました。 日本語変換がうまくいきません。IMEの設定で無変換キー、ひらがなキーにIME-OFF/ONの設定をしてもダメ。インストールされたキーボードドライバではキーの認識がうまくいっていないようでした。そこでデバイスマネージャーでApple Keyboradをアンインストール、ドライバーソフトウェアの削除のチェックボックスも入れて再起動すると、認識するようになりました。 https://i-tsunagu.com/mac/keyboard-notrecognize/ が、記号類の認識がおかしい。「@」を入力しようとするとShift+2を実行する必要がある状態。英語キーボードとして認識されているようなので、Windowsの[設定]-[時刻と言語]-[言語]の[優先する言語]にある「日本語」をクリックして[オプション]をクリック。ハードウェアキーボードレイアウトを「英語キーボード(101/102キー)」から「日本語キーボード(106/109キー)に変更してキーボードの印字通りに入力できるようになりました。 いろんなサイトを調べながら結構大変な作業でした。これは素人では無理。最新でないHigh Sierraで実行したこともあるのかもしれませんが、Bootcampアシスタントというお手軽そうなツールがあるからと気軽に手を出すと痛い目を見るな(自分含め)と思いました。

<span title='2021-10-04 00:00:00 +0900 +0900'>October 4, 2021</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41

iOSでBluetoothイヤホンでリダイヤル無効

TL;DR iOSでBluetoothイヤホン(ヘッドセット)を利用していて、リダイヤル等の電話機能を利用したくない場合は[設定]-[Face IDとパスコード]-[音声ダイヤル],[不在着信時にかけなおす]をオフにするとよいです。 経緯 BluetoothヘッドセットとしてAFTERSHOKZ OPENMOVEを利用しています。自転車でも安心して利用できるし値段もお手頃で、主にPodcastを聞くのが目的な私には十分なものです。 が、たまに押し間違えたり、誤検知でリダイヤルが実行されてしまうことがあります。感覚的に1-2週間に1回は発生している感覚で、めちゃくちゃ焦るし相手によってはお詫びの電話を入れる必要があるしで、何とかしたいと思っていました。 同じような人は多いらしくて、例えば以下のサイトに対処方法が記載されていました。 https://ameblo.jp/nararinn/entry-12649433416.html [設定]-[Face IDとパスコード]より[音声ダイヤル],[不在着信にかけなおす]をオフにする どうも、Bluetooth機器によるボタン操作はiOS側では音声コントロールとして認識されているようですね。上記設定をすることでリダイヤルを誤爆することはなくなりました。

<span title='2021-09-22 01:00:00 +0900 +0900'>September 22, 2021</span>&nbsp;·&nbsp;1 min&nbsp;·&nbsp;tack41